■蒼紫月影抄 あとがき


うー、書き散らした作品なんで、これは恐縮なんですが、一言だけ・・・。
蒼紫と巴の交渉の順番なんですが。


@催眠術の「影うつし」で講にいる巴を、蒼紫がおびきよせる。←「早春賦」
A「返してください」という巴に、茶室で麻薬入りの抹茶を入れて無意識下で蒼紫は犯す。←「屍乱」
Bややおとなしくなったところで、術の練習をしているところを、お酒に酔って今度は意識がある状態で。←「早春賦」
Cその後、術の修練が厳しくなったので、キスだけ。←「春の宵」「秋鈴」
Dでもやっぱりたまらずに、野山で野合。←「夕凪」
Eでも結局九の一に。それは巴に死んでほしくなかったからだが、巴は操の存在を嫉妬して、蒼紫とは物別れに。←「九ノ一」
F巴は蒼紫の御頭出世のために、弟の縁に槍を持ってくるように言って、剣心に挑んで敗れる。←「屍乱」
G巴が死んで、惑乱した蒼紫は、御庭番衆を解体して、剣心ら仇を追い詰める復讐を誓う。←「死ガ二人ヲ別カツマデ」


いやー、ややこしいですねぇ。自分でも、こんなにややこしい話になっているとは思わなかったんで、あわててあとがきを書くことにしました。なんか古典の「源氏物語」の巻の説明みたいです・・・。いい加減に書いたから。はじめからつながった話になってたほうがよかったですねぇ。

まあ今のところ、これだけぐらいしかまだ二人の話は考えていないんですが、もっとエピソードを増やしてもいいかも知れません。それはまたの機会に。それでは・・・・とそそくさと去ります。読んでくれた人どうもありがとう。本当に、つながった中篇小説にして書いたほうがよかったですね・・・。忍者の里での、ほかの女忍者とかとの蒼紫の交渉も出したかったです。巴がそういう女にいじめられて毛を剃られそうになったとか、なかったとか・・・・むにゃむにゃ。あ、もちろん下の毛です。お灸で根性焼きをされたりとかもあったかも知れません。とりあえず、御頭の妻の座を狙っていた女はものすごく多かったはずです。そんでますます巴が愛しくなる蒼紫なのだった。恥ずかしついでに言いますと、私はワーグナーの歌劇になった、「トリスタンとイゾルデ」がすごく好きなんですよ。岩波文庫の小説はすごく愛読しましたから、そういう「愛の媚薬」を飲むというシチュエーションに萌えていて、前にトルーパーのやおいででも書いたことがあります。えっと、それは毒を入れるのは紅茶でしたね。どっちにしろ、実際にはやっちゃいけないと思いますけど、何かそういうの、好きなんですよ。あと、茶室でいたすのは、今東光の「お吟さま」とか読んでいいなーと。

まあしかし、志々雄戦の時、剣心と蒼紫が共闘していたりするエピソードとか、原作にはあるんですが、もーおいらとしては、「なかったこと」にして突き進んでいますので、ご了承ください。まさしくこれが同人ってやつですね(笑)。

注記・・・・上の文章は、書いたすぐ後のものなんですけど、これはなかったことに今はなっています。「山霞」では「月影抄」とはまったく違う設定です。すみません、ややこしくなっていて。「屍乱」の設定も違います。茶室で意識のない状態で巴を犯すのはなしになりました。どうもすみませんです。やっぱり蒼紫のイメージがね・・・・うん。














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